マイホームを手放す

2015-05-13

住宅ローンがの返済が滞りマイホームを手放したり自己破産に陥っている人が最近急増しているのには、主に2つ原因があります。

1つ目の原因は、1990年代のローンの組み方にあります。
当時は、頭金なしでとりあえず最長の35年で段階金利の全額ローンを組むのが主流でした。主流というよりハウスメーカーの営業マン、土曜日に入る新聞広告のチラシに頭金0等と謳って購入意欲を煽り家賃並みの金額でローンが組めますと落とし文句のようになっています。又段階金利で、初めの10年間は金利が低く設定されていて、11年目以降は当初より高い金利となる、返済金額が段階的に上がる支払方法です。
11年目以降、急に金利が上がる時が来て借り換えがしたくても、できなくなってしまうケースが多かったようです。段階金利で初めの支払いを抑えていたため、住宅の評価価格よりローン残高のほうが多く、担保割れしていたためです。
2つ目の原因は、退職金でローン残金を一括して支払おうとしていた人たちが、退職時に期待通りの額の退職金を受け取れず、計画倒れしてしまったことにあります。
退職金一括でローン残金を支払えなかった方々は、年金をもらいながらローンを支払い続けなくてはなりません。生活が苦しくなり、結果としてマイホームを手放す事を余儀なくされた、ということです。

せっかく夢のマイホームを購入したからには無理なく返済できるようにお手伝いいたします。


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