老後破産

2016-04-12

「約4割が老後破産状態にある」

これは本当に笑えない現実でして、半分近くの世帯が破産状態ってことですから、将来に希望が持てなくなります。

何より衝撃的だったのは「貯蓄4千万円でも危険」という点。

なぜこのような事になるのかと言うと、年金の支給額が生活費を下回ってしまっていることが原因のようです。

厚生年金の場合、夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額は22万6,925円なのに対して、平均的とされている生活費は

27万円・・・5万円近くも低くなっているのが実態です。

更にひどいのは国民年金で、2014年度は月額の満額で6万4,400円。

夫婦2人で12万8,800円と、とてもじゃないけど生活できるレベルには程遠いことがお分かり頂けるかと思います。

足りない分を補う為には「貯蓄を切り崩す」しかないわけです。

平均生活費である27万円から国民年金の約13万円を引くと、不足額は14万円。

1年間で168万円。65歳から85歳までの20年間を「老後」とした場合、実に3,360万円も必要になるのです!

平均生活費よりも「少しだけ」裕福な生活をしてしまったり、平均寿命よりも「少しだけ」長生きしてしまったら・・・・確かに4千万円の貯蓄があっても破産してしまう計算になるんです。

と言うか自分で言っていて怖くなったのですが、「長生き”してしまったら”」と言うように、今の時代と言うのはまるで

「長生きする事が悪」であるかのような状態なのです。

残酷な話ですがこれが現実なんですね。

巷にはA社とB社の保険はA社がお得です。C銀行とD銀行では金利がこれだけ違いますと目先のお得感ばかりで

将来の家庭のお金全体を見渡した情報がありません。

ライフプランを行い将来のお金の流れを考えてみましょう。


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