住宅資金計画はどうしたらいい?
2014-05-06
住宅資金
多くの方は住宅ローンを組んで住宅を購入します。住宅ローンを組む際は、自己資金を多く投入するほど、その後の返済負担の軽減が図れます。
一般的には、物件価格の3割以上を自己資金として準備しておくと良いと言われています。
住宅ローンの金額
通常、住宅ローンの頭金は、物件価格の2~3割程度を準備しておくと良いと言われています。
また、住宅ローンは、「借りられるローンの額」ではなく、「返せるローンの額」で組むのが原則です。
将来の教育費や老後のための資金など、今後のライフプラン全体を考慮した上で返済可能な計画かどうかを判断しましょう。
複数の金融機関の住宅ローンを比較検討
安易に提携ローンを組むのではなく、事前に複数の金融機関の住宅ローンを比較検討してみましょう。
組み方次第では総返済額に大きな差が出ることも珍しくありません。金利タイプや返済期間によっても月々の返済額や総返済額は異なるので、金利や返済期間による複数のシミュレーションをして、返済可能かどうかを判断しましょう。
物件以外の手数料等
- 不動産売買に係る仲介手数料(中古の場合)
- ローン事務手数料
- 契約書の印紙代(売買契約書、金銭消費貸借契約書)
- 初期費用として引越し代や家財内装費、不動産取得税、生命保険や火災保険などの保険料
- マンションの場合は修繕積立金 など
新築であれば5%前後、中古であれば8%前後は物件価格に上乗せして資金計画を考えましょう。
購入後に定期的にかかる費用(住宅ローン以外)
- 固定資産税
- 都市計画税
- 火災保険料
- 設備・内装補修費 など
- その他
一戸建ての場合:増改築費や修繕費 など
マンションの場合:管理費や修繕積立金、駐車場代 など
物件の規模や住む人のライフスタイルなどによって上記の費用は異なりますが、定期的に費用がかかることを忘れないようにしましょう。