Q&A

2015-12-15

Q・住宅ローンの 借り換えを検討中です。全期間固定金利のフラット35の金利が低いようですが、メリットはありますか?

A・ラット35とは、住宅金融支援機構 と民間金融機関が提携して実現した「長期固定金利」の住宅ローンです。昨今の金融緩和の影響を受け、国債の利回りは低下し続けています。長期金利は、この国債の利回りに連動しますので、フラット35の金利も過去最低金利を更新中です。5月の実効金利はナント1.46%、更に借入期間が20年以下の場合は1.23%です(驚)民間銀行の変動金利の相場が1%弱(優遇金利)ですから、殆ど差がありませんね。2%以上の金利で住宅ローンを借りている人が、1%弱の変動金利で借り換えて毎月の負担を減らすケースが良く見受けられます。しかしこれからは、フラット35で借り換え、全期間固定金利という安心感を得るケースが増えてくると思われます。現在、全期間固定金利で借りている方で、金利が「2%以上」の方は借り換えるメリットがありそうです。借入額にもよりますが、数百万円の金利負担が減るケースもあります。また変動金利で借りている方も、0.2~0.4%程の金利アップで今後の金利上昇の不安から開放されるので、メリットは十分にあると思われます。但し、事務手数料や登記費用の諸経費が数十万円掛かりますので、ちゃんとシミュレーションする必要があります。詳しくはご相談ください。


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